何がベストか決められない!という人が参考にするといい「判断力向上」の秘訣

何がベストか決められない!という人が参考にするといい「判断力向上」の秘訣

家づくりってとてもクリエイティブな取り組み。間取り、外観、インテリア、設備と、検討と選択の繰り返しで試行錯誤しながら「自分なりのベスト」模索する旅と言えるかもしれません。

中には、あれもこれもと夢が膨らみ、一つに絞れない、選べない、という方もいらっしゃいます。逆に、どれを選んでも結局後悔しそうで一歩踏み出せないというケースも。

住宅の外壁選びや塗装についても、同様のことが生じるかもしれません。新築なら「サイディング」か「塗壁(ぬりかべ)」か。塗装なら塗料の色や機能性は。

そのような時、優柔不断にならずに決断できるようになるには、4つの判断力が必要です。

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何がベストか決められない……という人への助言

まず大切なことは、物事には判断するための「基準」というものがあることを認識することです。

材料にも仕様にも、それが良いのか悪いのか、判断するための尺度というものがあります。お金であれば高いか安いか。ものであれば大きいか小さいか、重いか軽いか、など。

塗装でも同じです。明るいか暗いか、濃いか薄いか、長持ちか劣化しやすいか、売れてるか売れてないか。

いろいろな基準が存在するということを知らなければ、そもそも判断することができません。

状況や環境にマッチした優先順位を付ける

基準がわかってくると、自分が置かれている状況・環境の中で、どの基準の優先順位を高くすべきかを判断するのが次のステップとなります。

街や近所とのバランス、天候や自然環境、家の物理的な仕様や立地条件など、環境が変わると何を優先に考えなければならないかが分かって来ます。

それによって、色を選べる自由度、空気環境に合わせて対策しなければならないレベルなど、自明になってくるものもあるかもしれません。

その決定を継続できるか、目的を達成するだけの力があるか

そうは言っても考慮しなければならない別のポイントもあります。

それは、ある決定をするのであれば、その決定を最後まで貫けるだけの力があるかどうか、ということ。

わかりやすくいうと、高い材料を使うならそれだけの予算がありますか? メンテナンスにかかる費用を見込んでいますか? という感じです。

やり遂げる力がないのに分不相応な決定をしてしまうと、どこか別のところで何かを諦めなければならないというトレードオフが生じかねません。

それでも決まらないなら、最後の手段は、「誰かに決めてもらう」

ここまで来ると、自分としてはA案、B案、C案という感じに、意見が絞れてくるでしょう。

そしてその中から一つを選ばなければならないのに、選べない……! ということがあり得ます。

そんな時、自分としてはAもBもCも良いとした上で、自分に一番近い人物に選んでもらうということができます。

よくありますよね、自分が食べたいと思う2種類のケーキを買って来て、相手に好きな方を選んでもらえば双方が満足、という。

決裁権を自分一人で背負うと苦しくなるかもしれませんから、「ここまで絞り込んだけど自分では決められないから選んでみて」と言って、自分の意見の中から一番支持を得られるものを探すというのも良いですね。

もし悩むことがあれば、①いろんな基準があることを知る、②状況・環境に合わせて優先度を決める、③自分に維持・達成するだけの力あるかを考える、そして④絞った意見の中から第三者の意見を聞く、という順序で、円滑に決定できるように頑張ってみてください。

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