屋根【カバー工法】とは?
屋根【カバー工法】とは?
皆様、カバー工法をご存じでしょうか?
前回の記事で、パミール屋根について記載いたしました。
詳しくはこちら↓
カバー工法か葺き替えか、悩まれる方も多いのではないでしょうか🧐
カバー工法について、詳しく記載していきます🙂
元々ある屋根の上に、また新たな屋根材を重ねる工事
カバー工事、重ね葺き工事とも言われます。
主にスレート屋根(コロニアル)という、薄くて軽量な屋根のメンテナンスとして行われます。
※和瓦や洋瓦などは、重ね葺きすると重すぎて家に負担がかかる為、カバー工法はできませんので、ご注意ください。
スレート屋根は経年劣化するため、築10年程度でメンテナンスが必要になります。
一般的にはメンテナンスは塗装工事で良いのですが、塗装では対処できない劣化状態になった際や、
塗装よりも長持ちさせてメンテナンス回数を減らしたい場合、カバー工事をすることが多いです。
以前は屋根は傷んだら葺き替え(屋根をすべて交換する)工事でしたが、
軽量な屋根の開発により、カバー工法という新しい選択肢が生まれ、近年では良く見られる工事になりました。
続いては、塗装や葺き替え工事と比較して、カバー工法の特徴をより詳しくご紹介します!
カバー工法の特徴を、3つに絞ってご紹介します👌
工事種類 | 耐用年数 |
カバー工法 | 20〜40年 |
葺き替え | 20〜40年 |
塗装 | 5〜20年 |
カバー工法で使われる屋根材は、グレードにもよりますが、20年~40年ほどの耐久性があるものが主流です。
塗装も塗料により幅がありますが、30年40年と持つ塗料は未だ開発されていないのが現状です。
そのため、工事の回数を減らして長期的なコスパを重視する方には、カバー工法がおすすめです✨
屋根は、どの工事を選択しても、足場を組み立てます。
工事種類 | 費用相場 |
カバー工法 | 100〜150万円 |
葺き替え | 150〜200万円 |
塗装 | 50〜80万円 |
カバー工法は、既存の屋根材をそのままに、上に新しい屋根を被せる工事です。
そのため、葺き替え工事で発生する“既存屋根材の撤去・処分”が無いため、数十万円お安くなります。
また、工事日数も短くなる為、職人の人件費も少なくて済みます。
さらに、2000年以前に製造されたアスベスト(石綿)入り屋根材の場合、
葺き替えする際は有害物質が飛散しないように配慮した工事と、専用処分費がかかります。
これもカバー工法でしたら、飛散の心配がなく、処分費用ももちろんありません!
選べる屋根材は、カバーと葺き替えではほぼ変わりがなく、耐久性も屋根が一緒なら同じため、
安くて同じ年数持つカバー工法は非常にお得です✨
1回の工事費をお得にしたい!大掛かりな工事を避けたい!という方におすすめです😊
カバー工法は、今の屋根の上にそのまま新しい屋根を重ねます。
屋根に厚みが出るため、断熱性が高まって暖かい空気が外へ逃げにくくなったり、
遮音性が高まって外の騒音が入りにくく・室内の生活音が漏れにくくなったりします!
カバー工法は、「そのまま重ねる」という工事の特徴から得られる機能性ですので、追加費用は掛かからないので、お得ですね!
屋根工事を通して、より暮らしやすい家にしたい方は、是非カバー工法を検討してみてください。
ご自宅の屋根がパミール屋根だった場合→カバー工法のメリットについてお伝えいたしました🙂
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